乳腺（乳がん）の検査

　日本では乳がんにかかる女性が急速に増加しています。特に40～50歳代の女性に多いと言われていますが、若年層の発症も増加しており、一生のうちおよそ9人に1人が乳がんと診断されています。
　早期に発見できれば高い確率で治ることが期待できますので、日頃から自分で胸のしこりや乳首からの分泌液の有無などをチェックして、気になる症状があれば早めに受診しましょう。
　医療機関によって受診方法、予約の有無、費用や時間等が異なります。受診の際は、必ず事前に医療機関へお問い合わせください。

◇エコー（超音波）検査
　乳房に超音波を当てて、乳房内のしこりの存在やのう胞の有無、乳腺の状態などを確認します。触診では見つかりにくい小さなしこりの発見に優れています。乳腺が発達している若年の方に適しています。
◇マンモグラフィ（Ｘ線撮影）検査
　乳房専用のレントゲン検査です。乳房を専用の装置ではさんで、平らに押さえて撮影します。しこりだけでなく乳がんの可能性が高い微細な石灰化を発見するのに最も有効な検査です。

2024年10月28日 更新