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ロゴマークについて

ロゴマークについて

2015年10月8日 掲載

町田市医師会のロゴマークが決定しました


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 2015年8月町田市医師会のロゴマークがついに完成しましたのでご紹介いたします。


 中央に描かれた赤い花は、町田市の花であるサルビアです。そのエネルギッシュな容姿は町田市の若さとバイタリティーを表しているといわれます。また、サルビアという名はラテン語のSalvus(健康、よい状態)を語源としており、ローマ時代からこの植物の一種が薬草として用いられてきたことから町田市医師会のシンボルマークとしました。


 そして、その周りを二つのモチーフが取り囲んでいます。
 二匹の蛇は、古代ギリシャのウロボロスです。蛇は、脱皮して大きく成長し、長期の飢餓状態にも耐えうる強い生命力をもつことから「死と再生」や「不老不死」の象徴とされ、その蛇が環になって尾を噛む図案には、始まりも終わりもない完全なものという象徴的意味も備わっています。ウロボロスという名は、太陽神ラーの夜の航海を守護する神、メヘンがこれに当たり、ラーの航海を妨害するアペプからラーを守るため、ウロボロスのようにラーを取り囲んでいる、というエジプト神話から哲学者によって命名されたものです。また、蛇を取り入れたもう一つの理由としては、世界的に医療のシンボルとされているアスクレピオスの杖にからんだ蛇をモチーフに取り入れたいと考えたのがきっかけでした。


 外周を囲む文字は、“Ars longa, Vita brevis”とMachida city Medical Associationの略“MMA”が中世ゴシック体で刻まれています。Arsとはギリシャ語で「医術」であり、Vitaは「人生、生命」という意味です。longaは長く、brevisは短いという時間を表し、「医療の技術を習得するのには長くかかり、そのための人生は短い」というヒポクラテスの格言になります。


 私たち町田市医師会は、これからも地域医療にたゆまぬ努力と情熱を捧げます、という思いを込めてこのロゴマークを作成しました。これから会員のみなさんや、多くの市民の方々に知っていただければ幸いです。

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